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std::sin

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ヘッダ <cmath> で定義
float       sin( float arg );
(1)
double      sin( double arg );
(2)
long double sin( long double arg );
(3)
double      sin( Integral arg );
(4) (C++11およびそれ以降)
1-3) (ラジアンで測った) arg の正弦を計算します。
4) 任意の整数型の引数を受け取るオーバーロード集合または関数テンプレート。 2) と同等です (引数は double にキャストされます)。

目次

[編集] 引数

arg - 浮動小数点または整数型の、ラジアンで角度を表す値

[編集] 戻り値

エラーが発生しなければ、範囲 [-1 ; +1] 内の arg の正弦 (sin(arg)) を返します。

arg の絶対値が大きい場合、結果の有効桁数が少なくなったり無くなったりすることがあります。

(C++11以前)

定義域エラーが発生した場合、処理系定義の値 (サポートされていれば NaN) が返されます。

アンダーフローによる値域エラーが発生した場合、 (丸めの後の) 正しい結果が返されます。

[編集] エラー処理

math_errhandling で規定されている通りにエラーが報告されます。

処理系が IEEE 浮動小数点算術 (IEC 60559) をサポートしている場合、

  • 引数が ±0 であれば、それが変更されずに返されます。
  • 引数が ±∞ であれば、 NaN が返され、 FE_INVALID が発生します。
  • 引数が NaN であれば、 NaN が返されます。

[編集] ノート

引数が無限大のケースは C では (そのため C++ でも) 定義域エラーであると規定されていませんが、 POSIX では定義域エラーとして定義されています

POSIX はまた、アンダーフローの場合、 arg は変更されずに返され、それがサポートされていない場合、 DBL_MIN、 FLT_MIN、 LDBL_MIN より大きくない処理系定義の値が返されると規定しています。

[編集]

#include <iostream>
#include <cmath>
#include <cerrno>
#include <cfenv>
 
#pragma STDC FENV_ACCESS ON
const double pi = std::acos(-1);
int main()
{
    // typical usage
    std::cout << "sin(pi/6) = " << std::sin(pi/6) << '\n'
              << "sin(pi/2) = " << std::sin(pi/2) << '\n'
              << "sin(-3*pi/4) = " << std::sin(-3*pi/4) << '\n';
    // special values
    std::cout << "sin(+0) = " << std::sin(0.0) << '\n'
              << "sin(-0) = " << std::sin(-0.0) << '\n';
    // error handling 
    std::feclearexcept(FE_ALL_EXCEPT);
    std::cout << "sin(INFINITY) = " << std::sin(INFINITY) << '\n';
    if(std::fetestexcept(FE_INVALID)) std::cout << "    FE_INVALID raised\n";
}

出力例:

sin(pi/6) = 0.5
sin(pi/2) = 1
sin(-3*pi/4) = -0.707107
sin(+0) = 0
sin(-0) = -0
sin(INFINITY) = -nan
    FE_INVALID raised

[編集] 関連項目

余弦 (cos(x)) を計算します
(関数) [edit]
正接 (tan(x)) を計算します
(関数) [edit]
逆正弦 (arcsin(x)) を計算します
(関数) [edit]
複素数の正弦 (sin(z)) を計算します
(関数テンプレート) [edit]
valarray の各要素に関数 std::sin を適用します
(関数テンプレート) [edit]