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std::shared_ptr::reset

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void reset() noexcept;
(1) (C++11およびそれ以降)
template< class Y >
void reset( Y* ptr );
(2) (C++11およびそれ以降)
template< class Y, class Deleter >
void reset( Y* ptr, Deleter d );
(3) (C++11およびそれ以降)
template< class Y, class Deleter, class Alloc >
void reset( Y* ptr, Deleter d, Alloc alloc );
(4) (C++11およびそれ以降)

管理対象オブジェクトを ptr が指しているオブジェクトで置き換えます。 管理対象オブジェクトを所有する shared_ptr オブジェクトがなくなったときにそのオブジェクトを破棄するために後に使用される、オプショナルなデリータ d を指定できます。 デフォルトではデリータとして delete 式が使用されます。 供給された型に対応する正しい delete 式が必ず選択されます。 これがこの関数が別の引数 Y を使用するテンプレートとして実装されている理由です。

*this がすでにオブジェクトを所有していて、それがそのオブジェクトを所有する最後の shared_ptr である場合、所有しているデリータを通してそのオブジェクトが破棄されます。

ptr の指すオブジェクトがすでに所有されている場合、この関数は未定義動作の結果になります。

1) 管理対象オブジェクトがあれば、それを解放します。 呼び出し後、 *this の管理するオブジェクトはなくなります。 shared_ptr().swap(*this); と同等です。
2-4) 管理対象オブジェクトを ptr の指すオブジェクトで置き換えます。 Y は完全型かつ T に暗黙に変換可能でなければなりません。 さらに、
2) デリータとして delete 式を使用します。 有効な delete 式が利用可能、すなわち delete ptr が well-formed でなければならず、 well-defined な動作を持たなければならず、いかなる例外も投げてはなりません。 shared_ptr<T>(ptr).swap(*this); と同等です。
3) デリータとして指定されたデリータ d を使用します。 Deleter は型 T に対して呼び出し可能、すなわち d(ptr) が well-formed でなければならず、 well-defined な動作を持たなければならず、いかなる例外も投げてはなりません。 DeleterCopyConstructible でなければならず、そのコピーコンストラクタおよびデストラクタは例外を投げてはなりません。 shared_ptr<T>(ptr, d).swap(*this); と同等です。
4) (3) と同じですが、さらに内部使用のデータ確保のために alloc のコピーを使用します。 AllocAllocator でなければなりません。 そのコピーコンストラクタおよびデストラクタは例外を投げてはなりません。 shared_ptr<T>(ptr, d, alloc).swap(*this); と同等です。

目次

[編集] 引数

ptr - 所有権を取得するオブジェクトを指すポインタ
d - オブジェクトの削除のために格納するデリータ
alloc - 内部確保のために使用するアロケータ

[編集] 戻り値

(なし)

[編集] 例外

2) 要求される追加のメモリが取得できなければ std::bad_alloc。 他のエラーに対して処理系定義の例外を投げるかもしれません。 例外が発生した場合は delete ptr が呼ばれます。
3-4) 要求される追加のメモリが取得できなければ std::bad_alloc。 他のエラーに対して処理系定義の例外を投げるかもしれません。 例外が発生した場合は d(ptr) が呼ばれます。

[編集]

#include <memory>
#include <iostream>
 
struct Foo {
    Foo(int n = 0) noexcept : bar(n) {
        std::cout << "Foo: constructor, bar = " << bar << '\n';
    }
    ~Foo() {
         std::cout << "Foo: destructor, bar = " << bar << '\n';
    }
    int getBar() const noexcept { return bar; }
private:
    int bar;
};
 
int main()
{
    std::shared_ptr<Foo> sptr = std::make_shared<Foo>(1);
    std::cout << "The first Foo's bar is " << sptr->getBar() << "\n";
 
    // reset the shared_ptr, hand it a fresh instance of Foo
    // (the old instance will be destroyed after this call)
    sptr.reset(new Foo);
    std::cout << "The second Foo's bar is " << sptr->getBar() << "\n";
}

出力:

Foo: constructor, bar = 1
The first Foo's bar is 1
Foo: constructor, bar = 0
Foo: destructor, bar = 1
The second Foo's bar is 0
Foo: destructor, bar = 0

[編集] 関連項目

新しい shared_ptr を構築します
(パブリックメンバ関数) [edit]