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std::set_new_handler

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ヘッダ <new> で定義
std::new_handler set_new_handler( std::new_handler new_p ) throw();
(C++11未満)
std::new_handler set_new_handler( std::new_handler new_p ) noexcept;
(C++11以上)

new_p を新しいグローバルな new ハンドラ関数に設定し、それまで設定されていた new ハンドラを返します。

new ハンドラ関数は、メモリ確保の試みが失敗したときに、確保関数によって呼ばれる関数です。 その意図されている目的は、以下の3つのいずれかです。

1) もっと多くのメモリを利用可能にする。
2) プログラムを終了する (例えば std::terminate を呼ぶことによって)。
3) std::bad_alloc または std::bad_alloc から派生した型の例外を投げる。

デフォルトの実装は std::bad_alloc を投げます。 ユーザはデフォルトと異なる動作を提供する独自の new ハンドラを設定できます。

new ハンドラから返った場合、確保関数は先程失敗した確保の試みを繰り返し、再び確保に失敗した場合は再び new ハンドラを呼びます。 ループを終了するために、 new ハンドラstd::set_new_handler(nullptr) を呼ぶことができます。 確保関数は、確保の試みが失敗した後で、 std::get_new_handler がヌルポインタ値を返すことに気付くと、 std::bad_alloc を投げます。

プログラム開始時の new ハンドラはヌルポインタです。

この関数はスレッドセーフです。 std::set_new_handler のすべての呼び出しは、後の std::set_new_handler および std::get_new_handler の呼び出しに対して同期します (std::memory_order を参照してください)。

(C++11以上)

目次

[編集] 引数

new_p - std::new_handler 型の関数ポインタ、またはヌルポインタ

[編集] 戻り値

それまで設定されていた new ハンドラ、または設定されていなかった場合はヌルポインタ。

[編集]

#include <iostream>
#include <new>
 
void handler()
{
    std::cout << "Memory allocation failed, terminating\n";
    std::set_new_handler(nullptr);
}
 
int main()
{
    std::set_new_handler(handler);
    try {
        while (true) {
            new int[100000000ul];
        }
    } catch (const std::bad_alloc& e) {
        std::cout << e.what() << '\n';
    }
}

出力:

Memory allocation failed, terminating
std::bad_alloc

[編集] 関連項目

確保関数
(関数) [edit]
現在の new ハンドラを取得します
(関数) [edit]
new ハンドラの関数ポインタ型
(typedef) [edit]
メモリ確保が失敗したときに投げられる例外
(クラス) [edit]