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std::destroy

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動的メモリ管理
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(C++17)
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(C++20)
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(C++11)
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低水準のメモリ管理
 
ヘッダ <memory> で定義
template< class ForwardIt >
void destroy( ForwardIt first, ForwardIt last );
(1) (C++17およびそれ以降)
template< class ExecutionPolicy, class ForwardIt >
void destroy( ExecutionPolicy&& policy, ForwardIt first, ForwardIt last );
(2) (C++17およびそれ以降)
1) 以下のように行われたかのように、範囲 [first, last) 内のオブジェクトを破棄します。
for (; first != last; ++first)
  std::destroy_at(std::addressof(*first));
2) (1) と同じですが、 policy に従って実行されます。 このオーバーロードは、 std::is_execution_policy_v<std::decay_t<ExecutionPolicy>> が true でなければ、オーバーロード解決に参加しません。

目次

[編集] 引数

first, last - 破棄する要素の範囲
policy - 使用する実行ポリシー。 詳細は実行ポリシーを参照してください
型の要件
-
ForwardItForwardIterator の要件を満たさなければなりません。
-
ForwardIt の有効なインスタンスのインクリメント、代入、比較、間接参照は例外を投げてはなりません。

[編集] 戻り値

(なし)

[編集] 計算量

firstlast の距離に比例。

[編集] 例外

テンプレート引数 ExecutionPolicy を持つオーバーロードは以下のようにエラーを報告します。

  • アルゴリズムの一部として呼び出された関数の実行が例外を投げ、 ExecutionPolicy が3つの標準のポリシーのいずれかの場合は、 std::terminate が呼ばれます。 それ以外のあらゆる ExecutionPolicy については、動作は処理系定義です。
  • アルゴリズムがメモリの確保に失敗した場合は、 std::bad_alloc が投げられます。

[編集] 実装例

template< class ForwardIt >
void destroy( ForwardIt first, ForwardIt last )
{
  for (; first != last; ++first)
    std::destroy_at(std::addressof(*first));
}

[編集]

以下の例は隣接する一連の要素を破棄するために destroy を使用する方法をデモンストレーションします。

#include <memory>
#include <new>
#include <iostream>
 
struct Tracer {
    int value;
    ~Tracer() { std::cout << value << " destructed\n"; }
};
 
int main()
{
    alignas(Tracer) unsigned char buffer[sizeof(Tracer) * 8];
 
    for (int i = 0; i < 8; ++i)
        new(buffer + sizeof(Tracer) * i) Tracer{i}; //manually construct objects
 
    auto ptr = std::launder(reinterpret_cast<Tracer*>(buffer));
 
    std::destroy(ptr, ptr + 8);
 
}

出力:

0 destructed
1 destructed
2 destructed
3 destructed
4 destructed
5 destructed
6 destructed
7 destructed

[編集] 関連項目

(C++17)
指定個数のオブジェクトを破棄します
(関数テンプレート) [edit]
指定されたアドレスにあるオブジェクトを破棄します
(関数テンプレート) [edit]