名前空間
変種
操作

std::end, std::cend

提供: cppreference.com
< cpp‎ | iterator
ヘッダ <iterator> で定義
(1)
template< class C >
auto end( C& c ) -> decltype(c.end());
(C++11およびそれ以降)
(C++17以前)
template< class C >
constexpr auto end( C& c ) -> decltype(c.end());
(C++17およびそれ以降)
(1)
template< class C >
auto end( const C& c ) -> decltype(c.end());
(C++11およびそれ以降)
(C++17以前)
template< class C >
constexpr auto end( const C& c ) -> decltype(c.end());
(C++17およびそれ以降)
(2)
template< class T, std::size_t N >
T* end( T (&array)[N] );
(C++11およびそれ以降)
(C++14以前)
template< class T, std::size_t N >
constexpr T* end( T (&array)[N] ) noexcept;
(C++14およびそれ以降)
template< class C >

constexpr auto cend( const C& c ) noexcept(/* see below */)

    -> decltype(std::end(c));
(3) (C++14およびそれ以降)

指定されたコンテナ c または配列 array の終端 (最後の要素の次の要素) を指すイテレータを返します。 これらのテンプレートは C::end() が妥当な実装を持つことを当てにしています。

1) 正確に c.end() を返します。 これは一般的には c によって表されるシーケンスの終端を指すイテレータです。 C が標準の Container の場合、 c が const 修飾されていなければ C::iterator を返し、そうでなければ C::const_iterator を返します。
2) 配列 array の終端を指すポインタを返します。
3) 正確に std::end(c) を返します。 c は常に const 修飾されたものとして扱われます。 C が標準の Container の場合、これは常に C::const_iterator を返します。

range-begin-end.svg

目次

[編集] 引数

c - メンバ関数 end を持つコンテナ
array - 任意の型の配列

[編集] 戻り値

c または array の終端を指すイテレータ。 ちなみにコンテナまたは配列の終端は、最後の有効な要素の次の要素として定義されます。

[編集] 例外

3)
noexcept 指定:  
noexcept(noexcept(std::end(c)))

[編集] ノート

<iterator> がインクルードされた場合に加えて、 <array>, <deque>, <forward_list>, <list>, <map>, <regex>, <set>, <span> (C++20およびそれ以降), <string>, <string_view> (C++17およびそれ以降), <unordered_map>, <unordered_set>, <vector> のいずれかのヘッダがインクルードされた場合も、 std::end および std::cend が利用可能になることが保証されています。

[編集] ユーザ定義のオーバーロード

適切な end() メンバ関数を持たないけれどもイテレート可能なクラスに対して、 end のカスタムオーバーロードを提供しても構いません。 以下のオーバーロードは標準ライブラリによってすでに提供されています。

std::end の特殊化
(関数テンプレート) [edit]
std::end の特殊化
(関数テンプレート) [edit]
範囲ベースの for ループサポート
(関数) [edit]
範囲ベースの for ループサポート
(関数) [edit]

swap の使用 (Swappable で説明されています) と同様に、一般的な文脈における end 関数の使用は using std::end; end(arg); と同等です。 これは ADL によって選択されるユーザ定義型に対するオーバーロードと、標準ライブラリ関数のテンプレートの両方が、同じオーバーロード集合に現れるようにします。

template<typename Container, typename Function>
void for_each(Container&& cont, Function f) {
    using std::begin;
    auto it = begin(cont);
    using std::end;
    auto end_it = end(cont);
    while (it != end_it) {
        f(*it);
        ++it;
    }
}

[編集]

#include <iostream>
#include <vector>
#include <iterator>
#include <algorithm>
 
int main() 
{
    std::vector<int> v = { 3, 1, 4 };
    if (std::find(std::begin(v), std::end(v), 5) != std::end(v)) {
        std::cout << "found a 5 in vector v!\n";
    }
 
    int a[] = { 5, 10, 15 };
    if (std::find(std::begin(a), std::end(a), 5) != std::end(a)) {
        std::cout << "found a 5 in array a!\n";
    }
}

出力:

found a 5 in array a!

[編集] 関連項目

(C++11)(C++14)
コンテナまたは配列の先頭を指すイテレータを返します
(関数) [edit]