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std::copy_backward

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ヘッダ <algorithm> で定義
template< class BidirIt1, class BidirIt2 >
BidirIt2 copy_backward( BidirIt1 first, BidirIt1 last, BidirIt2 d_last );
(C++20以前)
template< class BidirIt1, class BidirIt2 >
constexpr BidirIt2 copy_backward( BidirIt1 first, BidirIt1 last, BidirIt2 d_last );
(C++20およびそれ以降)

[first, last) で定義される範囲の要素を d_last で終わる別の範囲にコピーします。 要素は逆順に (最後の要素が最初に) コピーされますが、それらの相対順序は維持されます。

d_last(first, last] 内の場合、動作は未定義です。 その場合は std::copy_backward の代わりに std::copy を使用しなければなりません。

目次

[編集] 引数

first, last - コピーする要素の範囲
d_last - コピー先範囲の終端
型の要件
-
BidirItBidirectionalIterator の要件を満たさなければなりません。

[編集] 戻り値

最後にコピーした要素を指すイテレータ。

[編集] 計算量

ちょうど last - first 回の代入。

[編集] ノート

オーバーラップする範囲をコピーする場合、左にコピーする (コピー先範囲の先頭がコピー元範囲の外側である) ときは std::copy が適切であり、右にコピーする (コピー先範囲の終端がコピー元範囲の外側である) ときは std::copy_backward が適切です。

[編集] 実装例

template< class BidirIt1, class BidirIt2 >
BidirIt2 copy_backward(BidirIt1 first, BidirIt1 last, BidirIt2 d_last)
{
    while (first != last) {
        *(--d_last) = *(--last);
    }
    return d_last;
}

[編集]

#include <algorithm>
#include <iostream>
#include <vector>
 
int main()
{
    std::vector<int> from_vector;
    for (int i = 0; i < 10; i++) {
        from_vector.push_back(i);
    }
 
    std::vector<int> to_vector(15);
 
    std::copy_backward(from_vector.begin(), from_vector.end(), to_vector.end());
 
    std::cout << "to_vector contains: ";
    for (auto i: to_vector) {
        std::cout << i << " ";
    }
 }

出力:

to_vector contains: 0 0 0 0 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

[編集] 関連項目

指定範囲の要素を新しい位置にコピーします
(関数テンプレート) [edit]